淀屋橋行特急の運行日誌(保存版)

保存版だから更新はしない予定です。

笠間センチュリー

笠間センチュリーランを走ってきました。


こういう大会には初めて参加するのですが、無謀にもフルセンチュリーで登録。
百哩走大王、というページには「上級」の難易度とあるのですが、大丈夫か?

前日に笠間入り。宿舎とメイン会場は至近で、道が同じです。
メイン会場の手前に物凄い坂を発見。これが世に言う「笠間の壁」(言わん言わん)
明日はこれを都合二回昇るのかぁ、とちょっと鬱が入ります…


当日。メイン会場に早く行き過ぎて、本部のテントすら立っていません(笑)
そんなわけでメイン会場の「笠間芸術の丘」をテレテレと走って暇つぶし。
ウォーミングアップのつもりですが、あくまでつもり。

所定の時間をちょっと過ぎて受付が始まったので早速済ませました。
Yahoo!掲示板の江戸サイトピで参加表明していた SSさんと Shi_ro_anさんとも合流。
しばし自転車談義。僕の新フレームのお話でちょっと盛り上がりました。

開会式が終わっていよいよ出走。僕は2列目からのスタートです。
1列目には僕と同じアロハジャージを着ている人がいました。始めて見ます、同じジャージ着てる人(笑)

スタートするとちょっとした集団が形成されたので便乗することにしました。
大体アベレージ35Km/hちょっと手前の、僕にとっては恐ろしく速い進行。
これは早く降りて乗り換えるべきでした。桜川市岩瀬の交差点までに足が売り切れそうになりました。
これはいかん。まだ30Kmも走ってないの。

岩瀬の交差点で列車を降りて、同じようなペースの人とマッタリ走ります。
筑波山の麓は想像よりもアップダウンがあり、かなりしんどい。
登り終えたときに次の坂が見えるとかなり気持ちが萎えますね。

CP1まで5Kmを切った頃、5分遅れスタートのSSさんにぶち抜かれました。
この人フルサスMTBなのに恐るべき速さ。脚力がありますね。

CP1でSSさんと再合流。バナナとポカリスエットを補給して雑談をした後、出発。
いきなり急坂があって、SSさんにおいてかれました(笑)

後は一人旅のペースだったのですが、ゼッケン5番の方と似たようなペースだったみたいで
この後ちょくちょく彼の背中を見て走ることになりました。

筑波山の裏側に入るとよりアップダウンがきつくなり、僕の足はかなりやばい状態に。
笠間市福原に向かう長めの坂では本当にやばかった。その後の下りは結構面白かったけど。

飯合の交差点から笠間市街を抜けてメイン会場の手前の「笠間の壁」に差し掛かります。
いきなり両足太ももが攣りました(汗)
なんとかだましだまし登り、メイン会場へ入ると…

ハーフで終えた方々が楽しそうになんか飲んでます。なんか異様に美味そう(笑)


誘惑に勝てず、結局ハーフで打ち切りました。
流石に炎天下でビール飲んでるのを見ると気持ちがくじけて(笑)

結論から言うとフルに惰性で突っ込んでいっても
走れたんじゃないかと思います。
足は30分ほど休んだら回復したし、
メイン会場着が12時5分ほどですから後半を走る時間もたっぷりあったので
精神的な面の弱さが敗因ですね。

笠間は8の字のルートなので、一度メイン会場へ戻るのですが
これが曲者。

特に大勢で参加している人達は、ハーフのゴール手前で誘惑の声が。
「おーい、お前もやめるのか、みんなやめたぞー」(笑)
そしてビールをおいしそうに飲んでいる・・・
この誘惑に勝つのは容易じゃないです。
だから「俺様はお前らのような軟弱者じゃない!」
という姿勢を見せることが完走の秘訣かと(笑)

一応裏話をすると、これは主催のICAの策略であるらしいです。
以前は160Km1周回のルートだったそうですが、
これだと帰ってこない人がいるため運営に支障をきたしたとのこと。
それで、8の字にして自身のない奴にはメイン会場であきらめていただく
という寸法。なるほどなぁ。よく分かるよ、その気持ち。
で、この方式にしてからは毎年3分の1ほどがあきらめるそうです。

というわけで次回は策略に乗らないように頑張ります(笑)