淀屋橋行特急の運行日誌(保存版)

保存版だから更新はしない予定です。

原因判明

先日蕎麦がタクシーに化けた折、
ホイールのスポークが抜けた話を書きました。

このときに腑に落ちない点があったのですが
特に納得がいかなかったのが次の点。
ニップルの外観は問題無いように見えるが
 なぜスポークが抜けるのか?

で、リムに少し亀裂が入っているので
修理に出しても納期がとてつもなく長そうだからやめ。
(リムのみ在庫はフランスだけ?)

というわけで、原因の究明に向けて分解してみることにしました。
ニップルの構造がどうなっているかとても興味があったのも
もう一つの理由ですけど(笑)

剣豪の一撃によって破壊されたホイール

本当に分解しちゃいました。
もう後戻りできません(笑)


必殺二段階ニップル

スポークのニップル部分を拡大してみました。
スポークになにやら部品がついていてこれが抜け止めになっています。
抜け止めを受けるのがリムの外側に出てくる、
普通のホイールでいうところのニップルになります。
文章にするとややこしいですね。

分解している最中にリムの中で
なにやらカラカラと音がしていたのですが、
その正体。
かなりの使い手とみた!

抜け止めが真っ二つに。
そりゃースポーク抜けますって(笑)

めでたくスポーク抜けの原因を突き止めました。

この抜け止めの部品さえ手に入れば、
リムの小さな亀裂は気になるものの
今年一杯なら大丈夫そう(笑)
でも。店頭ではちょっと見たことが無いです。
マビックの正規取扱店には保守部品が置いてあるらしいので
ちょっと聞いてみようかな?

まぁ、修理にまわせ、と言われて
終わりのような気がしないでもないですが(苦笑)


他のスポークのものがどうなっているか気になったので
調べてみたら半分ほどに亀裂が入っていました。
どうもスポークのテンションを上げ過ぎた
&テンションにばらつきがあったものと思われます。
振れ取りの技術向上が今後の課題ですね。


いろいろと情報を集めている段階では
リムがゆがんだんじゃないかとか
絶望的な情報もあったのですが
小さな亀裂が入っている以外は歪み一切無し。
リムはかなりしなやかに出来ているんですね。

というわけで好奇心が満たせたので良しとします(笑)