淀屋橋行特急の運行日誌(保存版)

保存版だから更新はしない予定です。

しまなみ回想録−最終日

二日目の晩、今治の街から帰って、
まずはとーるさんの帰還ルートについて調査開始。

とーるさんは尾道に車を止めてきたので、
尾道に帰還する必要がありました。
また、途中から雨が降るという予報でしたので
どこかで切り上げてフェリーに乗る必要がありました。
フェリー乗り場等々探索しましたが今治−尾道便は無し。
宿でネットに繋いで調査したところ、直行便は廃止とのこと。
また、途中の島から便はあっても尾道ではなく
三原、あるいは竹原などちょと離れた場所を結んでいて
いまいちな感じ。

結局途中いけるところまでいって三原へ行く便に乗る
という形に落ち着きました。

高知・関西組は雨ということもあって午後から高知に戻る
という感じで落ち着いて、そこにRyuさんが便乗することに。

で、僕はというと帰りの切符が既に確保されているため
今治に残るというのは決定でありました。

そんなわけで、とーるさんを見送るために
午前中は伯方島まで走行しとーるさんとお別れ。
その後適当に戻って解散という流れに決まりました。

調査終了後、GPSからデータを取り込んでGoogleMapへ。
皆から感嘆の声が上がったのがちょっと面白かった(笑)
地図に落とすと周りの状況が見える、そこが魅力ですね。

さて。
天気予報とは裏腹に朝型はやや日が差していて
なんとなく昼間では持ちそうな感じ。
朝食を手早く済ませて宿を出ます。

前日の疲れがちょっと足に来ていましたが
宿に荷物を置いてきているので背中は軽い。
で、登りを頑張ってみましたが、そこはやはりヘタレ。
途中で筋肉がついてこないので失速(苦笑)
ちょいと鍛えとかないといけませんね・・・

ところで、とーるさんはなかなかの健脚ですね。
登りは僕より速い。

悔しいので平地でちょっとスピードを出してみたりして
遊んでみました(笑)
伯方島

伯方島の道の駅に到着し、まずは塩ソフトクリームを食します。
甘みあっさりでなかなか良い感じですねぇ。これ気に入りました。
はかたのしおソフト。あっさりしていて美味かったよ。

ソフトクリームを食べ終わった後、
これも何かの縁ということで記念撮影をすることになって、
堤防?の突端まで行って思い思いに自転車を並べて
写真を撮りました。
自転車のお写真

なぜかやまてつさんだけ座っている写真を載せておきます。
こう見ると車種がばらついていて面白いですね。

写真を撮り終わって、とーるさんを見送り、
我々は引き返しました。
来島大橋まで来たところ、そこはかとなく倦怠感が漂っていたこともあって、
ここからフェリーに乗って今治に戻ることに。
kanjiさんが食料調達に行って、ジャコ天を持って帰ってきました。
これ、とても美味しかったです。どうもご馳走様でした。
フェリーに乗る

フェリーに乗り込み、海上から来島大橋を見ると
なかなかの威容ですねぇ。
海から見るのもまた違った感じでいいもんでした。
来島大橋。かっちょえー

今治に着き宿に戻って、僕が希望して鈍川温泉に連れて行ってもらいました。
僕はこの後は列車に乗ってお帰りなので汗を落としておきたかったし、
なによりジャージを下に着たままというのはねぇ(苦笑)

鈍川温泉はお湯がぬるりとしていてちょっと不思議な感じ。
疲れもとれてリフレッシュ完了です。
やまてつさん、高知へ戻る時間が迫る中どうも有難うございました。
すごく助かりました。

今治駅まで戻り、ここで軽くうどんを食った後
宿に戻ってやまてつさん含む高知組とお別れ。
皆さん楽しい旅をどうも有難うございました。


帰りの列車まではまだまだ時間があるので
自転車を再度組み立てて今治をうろつくことに。
天気が天気だけに島へ渡るのを躊躇したのですが、
結局降らなかったのでフェリーを使って渡っておけばよかったかなぁ。

職場へのお土産用に
「らむりん」
なる今治銘菓を探したのですが、
お店を見つけられず、
まぁ愛媛県だし「一六タルト」を購入したところで
雨がぱらつき始め、今治駅に戻って自転車を解体。
しかし雨は一向に本降りにならず、
さりとてもう一度組み立てる気にもなれず、
駅でひたすら待ち時間をうっちゃることに。

昼飯がうどんだったこともあって少しお腹が空いてきて
駅弁を購入。
あなごめし。うまー

「あなごめし」です。これはなかなか美味かった。
アナゴの脂が良い感じでご飯にしみこんでなんとも。
駅弁なのでさめているのが残念ですね。

高松までの列車ではお遍路サイクリングを楽しんできた人と
一緒になり、いろいろお話しました。

高松からは東京行きの夜行列車の人になります。
サンライズ瀬戸」というのですが、これがなかなか良かった。
サンライズ瀬戸の方向幕サンライズ瀬戸の顔


二階建てになっていて、僕は二階の部屋。
窓が天井まで回りこんでいてなかなか開放感があります。
室内は木材をところどころに配して温かみがあります。

広いとはいえませんが荷物を置くスペースがあって
そこに輪行袋が丁度納まりました。やれやれ。
室内はこんな感じ輪行袋

列車が走り出して瀬戸大橋を渡るころ、
これまた今治駅で購入した「鯛めし」を食べます。
鯛めし鯛めしの中身


これもなかなか美味かったのですが
「あなごめし」の方がおすすめかな?


本州に入るとやたら電気がついていてむやみに明るい。
四国はまだ夜の闇が残っているのですね。
思うに闇に対する恐れというのも
少し持っておいた方が良いのかもしれません。

そんなことを考えてうとうとしつつ
米原あたりから夢の中へ。

起きると既に雨交じりの茅ヶ崎
建物が密集してきてまた日常へ帰ってきた、
そんな感じで旅は終わったのであります