淀屋橋行特急の運行日誌(保存版)

保存版だから更新はしない予定です。

衝動的旅行三日目

昨日はネットにつながらないところにいたので
更新できませんでした。
一軒宿に近い温泉でしたので
すごーく静かで落ち着いたところでした。
というわけで本題。

ホテルで腹ごしらえした後、
例によって散歩がてら松江駅へ。

朝の宍道湖もすがすがしくてとても美しいです。
蜆とりの船が沢山出ていました。
宍道湖の朝は蜆とりから始まります。


松江駅で帰りの列車の予約をしたんですけども
あいにく21日は満席。
22日はあいていましたので一日ずらしました。
というわけで明日の夜(=21日)の宿を
決めないといけませんが
まぁ行き当たりばったりでどうにかなるでしょう(笑)

その後、松江城に向かってぶらぶらと歩きます。
松江城

松江城は天主だけが残っています。
明治になったときにどこのお城も櫓とかを破却してますんで
これは仕方のないこと。
ただ松江城の天主はこれ以降戦火を免れてますので
つまりは江戸時代からの現存天主ということになります。

理屈はさておき、この天主は均整のとれた姿がとても美しい。
そして木造の部分の黒がひときわ印象的です。
僕のお気に入りのお城のひとつです。
松江城

松江城

天主をひとしきり眺めた後、本丸を離れ城下町へと降りていきます。
松江は小泉八雲ゆかりの地ですので旧宅をたずねることにしました。

小泉八雲邸。門から玄関を望む。


中に入ると意外にこじんまりとしてよくまとまっています。
でも庭が実につつましく、そして美しい。
枯山水のちょっとしたお庭なんですけども
客間から眺めるととてもいいです。
小泉八雲旧宅。

それから書斎の方にも小さなお庭があって
これもなかなかに良い感じ。
小泉八雲旧宅。

書斎そのものも好ましい雰囲気がしますね。
小泉八雲旧宅。


旧宅の描写については僕がつたない文章を書き連ねるよりも
ご本人が『日本の面影』所収の
『日本の庭にて』に書いてますので
そちらを参照してください。
これを片手にもってたずねると非常に楽しめます。


その後、一畑電車にのって出雲大社へ向かいます。
しんじこ温泉駅はモダンな感じ。駅前には足湯があります。
しんじ湖温泉駅。モダンな感じ。

駅前には足湯



車窓には宍道湖が広がりとても開放感がありました。
途中乗り換えて出雲大社前に到着。

出雲大社は小学校の修学旅行以来20年近く来てませんので
随分と久しぶり。
相変わらず参道の松並木の雰囲気がとてもよいですね。
出雲大社参道の並木

鳥居越しにみる境内のたたずまいとか
あるいは拝殿とあの有名な注連縄とか
垣間見える本殿とか
僕の好みの要素が多分にあって
それがごくごく自然に融合しているので
僕は出雲大社が好きなのです。
出雲大社

出雲大社拝殿の注連縄

おみくじを引いてみたら随分と示唆的なことが書いてあって
いちいち腑に落ちるような内容でした。
実に今の状況をよくわかってらっしゃる(笑)

で厄除けのお守りを。

境内を出てすぐの所に大国主命の銅像があるので写真を撮っておきました。
さぁこれの元ネタがわかりますか?
大国主命。

ウサギさんの背中がどことなくラブリー(笑)
大国主命、因幡の白兎


さて。
ここから日御碕灯台にいくのが定番なんですが
着替えがなくなってしまったので(苦笑)
松江にもどり、ユニクロをさがしますが
どこだかよくわかりません。
そのうち時間切れになったので
湯の川温泉へ向かい「湯元 湯の川」に到着。
一軒宿に近い感じでとても静かです。
すごく落ち着きますね。

お料理も大変おいしゅうございました。
夕食その1

お刺身

焼き物

【今日のお食事】
朝:ホテルのバイキング
昼:冷やしそば定食
夕:旅館の会席料理