淀屋橋行特急の運行日誌(保存版)

保存版だから更新はしない予定です。

鈴鹿の印象

えーと、基本的には移動日が食で、本番が走りでした。
それから人と会うということも目的の一つですね。

インターネットが取り持つ縁とでもいいましょうか、
土佐の戻り鰹をまさに旬の時に贈ってきてくださった赤の他人(笑)がいまして、
それがきっかけでしまなみまで出かけていってお会いすることになり、
今回もまたしまなみでご一緒したメンツに会いに行く
というのもまぁ目的の一つであったわけです。

移動日は江戸サイ仲間の車に乗っけてもらって、
東名経由で移動していたのですが、
東名はリフレッシュ工事中で町田までえらく時間がかかってしまい、
昼飯をどこで食うかなんてことを考えてたら、
結局浜名湖で食わんことには昼飯と定義しうる時刻を過ぎてしまう
ということで浜名湖→鰻となったわけです。

時間も無いので浜松西インターだったかで降りて
浜名湖の湖岸で最初に見つけたお店に入ったのでした。
「とほつあふみ」というベタな名前(失礼!)のお店なんですが、
メニューを見て鳥善より高いなぁなんて思ったものの、
やはり天然鰻は美味かった。
頭だけの串焼きなんてのも試してみましたが、
これがまた美味でございました。
そして、鱸系の詳細不明な魚の刺身がついていたんですが、
これがまたプリプリで透き通っていて非常にうまかったです。
鰻

厨房をチラ見したところ、
クーラーボックスで先ほど有難く胃袋に収まっていただいた
刺身さんと蒲焼くんが泳いでおられましたので、
どうやら漁師さんから直に買い付けたものではないかと思われます。
で、土日しか営業しないってあたりもなんだか凄みを感じるのであります。


その後伊勢神宮には時間的に無理ということで津にある宿にチェックインした後、
先のお知り合いとオリジナルジャージミーティングも兼ねて
松阪の牛銀本店にて待ち合わせ。
松阪は丁度お祭りだったらしく「からあげくん」の屋台がやたらと目につきました。
牛銀本店は築80年の木造でなかなかの風格。
牛銀

網焼きの為にいきなり炭火が登場して度肝を抜かれる。
炭の量が半端じゃなかった。
もちろんこんなお肉がでてくるのです。
肉

肉は美味すぎてヤバかった。あれはホントにやばかった。
居合わせた人が動画をとっていたので先ほど見たのですが
僕は二分間の間に20回くらい「これはやばいなー」と言っておりました(笑)
あの肉を食べてしまうと、巷の黒毛和牛など、もはやどうでも良くなってしまいますね。
丹精込めて育て、厳しく吟味するとこの世のものとは思えないお肉にたどり着くようです。
牛銀さんでは3年目の雌、に限定しているそうです。
それが一番美味い、と。
確かに、サシが沢山入ってるのに脂はむしろ爽やかですらありました。
スーッと消えていくんですね、後口が。
それに肉とは思えない柔らかさ。
すき焼き

すき焼きで食べると、なにかお菓子を食べているような印象でした。

食後はジャージミーティングでマッタリ。最終稿となりそうな雰囲気です。
出来上がりが楽しみ。




さて。本番。
8時間エンデューロに5人でエントリーしましたので
一人に二時間は無理、ということで、最終的には1時間49分が僕の割り当て時間となりました。

スタートの様子を見にピットの前まで出てみましたが、
なんとまぁ大勢いることか!
二日間開催でなんと7000人を動員したそうです。すげー。
すたーと

ピットとピットロードまでの間の空間が特設自転車置き場(笑)になってるんですが、
ここも当然こんな感じです。駅前駐輪場の様相を呈してますが、
これがロードだったりクロスだったりMTBだったりするあたりが
やばいですね(笑)

たくさんのじてんしゃ

でも鈴鹿はお祭りイベントであり、ママチャリ部門とか仮装した人とかが沢山いてなんか面白かった。
とあるチームの真田の赤備の鎧が凄く良く出来ていて
素材がなんであるかちょっと聞きそびれてしまい残念です。
変わったところでは機関車トーマスとか、鹿の気ぐるみ、
そしてロビンマスクあたりが走ってましたねー。

コースの様子はといいますと、
ピットロードからいきなり登ってますんで難儀ではあるんですが、
二周回するときのメインストレート(これも登り)をどうこなして、
その後のシケインまでの登りにつなげるかというあたり、
ストレートの微妙な登り具合と、
その後のインナーに入れるほどではない距離の登りで
そういった作戦を立てて実行する楽しみがありました。

そのシケインを超えて長い下り基調でスプーンまで来るんですけど
ここから最後のS字付近までの登り下り曲がりの組み合わせ具合が
絶妙なリズム感を持っていて、めちゃくちゃに楽しいんですね。
だから最後の方になればなるほどペースが上がって、
僕としては珍しいことに登りをダンシングでワシワシと登る、
というような状況になってました(笑)
本当に鈴鹿は面白かったです。