輪行袋にまつわる諸々
ヤマグチ。さんのブログで
輪行袋がたためない
とのエントリがありましたので早速補完。
それからちょっとしたTIPSを。
■輪行袋レビュー
僕はどういうわけか輪行袋を3種類持ってます。
何れもオーストリッチで
・OS-500
・ロード320
・L-100
という品揃え(爆)
OS-500は去年ツール・ド・沖縄の300Kmポタをもくろんで購入したのですが
金銭的都合がつかずに断念、よって未使用なのでレビューなしです。
ロード320は最初に買った輪行袋です。
【長所】
生地が厚くて丈夫。
ホイールポケットがついてるので、スプロケットによる傷がフレームにつきにくい
【短所】
ボトルケージに収納できないため使いどころが難しい
というわけで、センチュリーランやエンデューロなど、
荷物を置いておける場合の輪行に使っています。
L-100はロード320の使い勝手がいまいちだったので購入
【長所】
軽いしコンパクト
巾着袋方式なので自転車の収納が楽チン
【短所】
ポケットなしのため、フレームの保護対策をそれなりに考えないといけない
生地が薄いためやぶれやすい
付属品としてエンド金具が入っていないのは致命的
エンド金具は標準でつけてください>オーストリッチ様
コンパクトなんだけど、うかつにも僕のボトルケージには納まらないのであります(苦笑)
その代わり、サドルバッグ越しにサドル下へ括りつけることができるため
夏場はボトルを二本持てるというメリットも出ました。
■輪行袋のたたみ方
FunRide誌のオーストリッチ見学記事に載っていた
オーストリッチの人の実演での模範折りたたみ方法(笑)です。
実際にうまく収まるのでここに紹介するものであります。
1.広げて空気を抜く
重要です。きちんと空気を抜きましょう。
2.二つ折りにする
このように長い方向へ二等分するようにたたみます。
この時点では余分な生地のことは無視して構わないです。
3.もう一度二つ折りにする
同じ方向へもう一度おりますが、このときはなるべく長方形に近い形になるよう、
余分な生地を内側へ折り込むようにたたみます。
4.長方形を二つ折りにする
長辺を二等分するようにたたみます。
5.付属品を端にのせる
バラバラになっている側ではなく、折り返されている側にのせるのがコツです。
6.きつめに巻いていく
キャンプの寝袋を巻くときと同じ感覚ですね。
7.外袋に収納
この手順で付属品付でもすっぽり収まるはずです。
L-100+こまごました装備のように元々きつめの場合は
袋を持って回しつつ親指で押し込むようにするとうまく入ります。
ほら、この通り。
■ちょっとしたTIPS
【携行品】
輪行袋と一緒に携行しているものは以下のような感じです。
向かって右はショルダーベルト。これがないと話になりませんね(笑)
上はストラップですが3本あるとホイールとフレームをきっちり固定できるので
ロード320でも3本持って出かけます。
下段向かって左はエンド金具。L-100では標準付属じゃないので別途購入必須です。
下段中央はフロントフォークにはめるエンド保護パーツ。
フレームを単品で買ったら付いてました。ショップに尋ねると分けてもらえると思います。
他人に怪我をさせないようにするために携行しています。
これらをL-100に納めるのは結構苦労します(苦笑)
【自転車側の対策】
リアの変速機から出ているワイヤーを痛めてしまいがちです。
僕のような粗忽者は特にそうです(苦笑)
そんな訳でヒラメの変速バナナで物理的に折り曲げてしまう方法を以前とっていました。
これは効果抜群です。変速はややもたつきますが気にならない程度です。
興味本位でNokonのワイヤーに手を出したことがあるのですが
テフロンで出来たインナーチューブにアルミのビーズをかぶせてある構造なので
長さ調整がうんざりするほど大変かつ根気がいるため辟易し
結局ワイヤーの流れがスムーズになるリアブレーキの直前と
輪行時に痛めやすい変速機の直前にはさんでいます。
価格が高いため、先のヒラメ・変速バナナがお勧めです。
【電車の中でのちょっとしたコツ】
鈍行列車では先頭車両に乗り、手すりにショルダーベルトを巻きつけて固定します。
こうすると不意に倒れたりすることが無いので他の人に迷惑がかかりません。
新幹線や特急列車での輪行では、最後尾座席と壁の間に自転車を置くことが多いです。
このときに座席に座っているかたはもちろんのこと、
車掌さんにも検札にまわってきたときにでも一言断っておくといいです。
最近はテロ対策とかで、不審な荷物を途中駅で強制的に降ろしてしまうそうです。
(そういう内容のステッカーが壁に貼ってあるのを良く見かけます)