淀屋橋行特急の運行日誌(保存版)

保存版だから更新はしない予定です。

ペダリング

本人はそういう意識がまるでないのですが、
後ろについて走ったかたから、
よどさんのペダリングは参考になります、
などとお世辞なのかどうだか分からないんですが(笑)
そういわれるので、ペダリングについて
普段どんなことを考えながら走っているのか
肩の力を抜いていろいろと書いてみます。

まず、自分の現在のペダリングスキルを確認する方法として
お手軽かつ全てがありありと分かってしまう方法を紹介します。

ビンディングペダルをお使いの方は、
片足を外してもう片方の足だけでペダリングしてみてください。
俗に言う「片足ペダリング」です(まんまやん)

これはもうあからさまに自分のペダリングを把握できます。
僕の場合は右足が上下の死点通過でちょっとぎこちないのと
左足などは踏むと引くしか出来ていないので凄く凹んでます(苦笑)

先日の講習会の帰り、葛飾橋までやまひろさんと一緒だったのですが、
時折やまひろさんが片足ペダリングをしていて、
とても美しいペダリングだなぁと惚れ惚れしました。


次。
僕は長時間走りっぱなしのことが多いので、
やはりというか飽きてくる事もないわけではありません。
そうはいっても、走らないと帰れませんので(笑)
気分転換によくこういうことをしています。

ギヤをインナー×ローにして、ひたすら回転をあげ何回転まで行くか試してみます。
そうすると個人差ありますが、100回転を超えて120回転あたりまでくると
お尻がピョコピョコ上下動するようになります。
理由は良く分からないのですが、とにかくそうなります。
やってみると良く分かりますよ。

このピョコピョコ状態では回転はそれ以上上がらないので
どうやったら回転をあげることができるか、
無い知恵を絞ってあれこれ小細工を弄するわけです。
僕の場合は、腹筋に力を入れてサドルに押し付けるようにし、
かつ、足を引き上げることを強く意識すると
ピョコピョコが収まって回転が若干あがるような印象です。

で、そういった遊びの中で得た小細工(笑)を
普段の走行でも意識しつつ走ると、割りに効率よく走れることがわかりました。
理由はよくわかりませんけど、まぁとにかくそうなんです。



最後。
特に長時間走る場合には、一定ペースで走れるようになると
計画もたてやすいですし、なにより疲れなくなってくるので
身に着けておきたいところです。

僕個人としては、ペースとは回転数のことではないかなぁと思っていて
回転数を目安にギヤを選択すると疲れにくいなぁと経験上思います。

で、一定の回転数を保つ練習ですが、
これも普段の走行のなかで出来ることなので紹介します。
まず、気持ちよく走れる回転数のところでメーターに目を落として
そのときのケイデンスを覚えておきます。
これを何度か繰り返すと、一番自分にあう回転数だと思うのですが
それが分かってきます。

回転数が分かったら、状況に関わらず、ギヤを調節して、
とにかくケイデンスにばらつきが無いように
メーターのケイデンス表示だけを気にしつつ
長時間走ってみましょう。
これを何度か繰り返すと、ケイデンスを体が覚えてくれて、
先日の小貝川のときのように、ケイデンスメーターが無くても
ばらつきの少ないケイデンスペダリングできるようになります。


参考になるかどうか分かりませんし、
正しいかどうかもわからないんですが、
僕はときどきそんなことを考えながら走っています。