2014/06/25 知多半島→金沢・内灘砂丘
今年の目標として300kmのロングライドがありまして、前回の「きゅうりプロジェクト」では眠気により230kmで断念。
新たなる挑戦の機会をうかがっているところに、連休がとれました。
やらねばなりません(笑)
また葛西臨海公園でもよかったのですが、都市部ばっかり走るのもどうかと思いまして、ルートを検討。
?養老→関ヶ原経由で琵琶湖へ出て一周、米原から輪行
?郡上八幡→ひるがの→白川郷と進んで富山の平地へ抜けたところで西に向かって金沢から輪行
?足助から飯田へ抜けて塩尻→長野、直江津方面へ走って300Km超えたところで最寄駅から輪行
この3ルートのうち、?は平坦基調だから楽そうだけどこの時期は暑くてヤバい、?は最悪登りっぱなしになりそう、ということでパス、?を実行することにしました。母の実家が金沢なんで、最終地点に多少の土地勘があることも選択理由です。
で、実走ルートは以下。
Edge705では296kmちょいでショートしてるんですが、maps60では302kmだったので達成ということで。
maps60のログはルートラボにあげました。→こちら参照
例のごとく仮眠をとって、当日0時に出発。
名古屋城をかすめて「浅間町」から庄内通へ入って、木曽川にぶち当たるまで道なり、と分かりやすいコースのはずが、浅間町で直進してしまい、名鉄西枇杷島の踏切でミスコースを認識。
とりあえず庄内通(県道63)に復帰すべく進路を変更したのですが、国道27を誤認してしまいます。
清州インターを過ぎて標識に「岐阜」の表示、これで二度目のミスコースに気が付いて、改めて県道63へ。
ガーミンの電池消費を抑えるためナビ機能は使わず、ツーリングマップルとにらめっこしたので、時間をかなりロスしました。
暗闇の中、県道63→県道17→県道183とつないで愛岐大橋へ。3:10、岐阜県に入りました。
県道17→県道205→県道93とつないで国道156へ。すっかり夜が明けたので、「サークルK曽代上岩本」で休憩(4:29)。
ここから白鳥まではゆるゆる登っていきます。深戸駅近辺で100kmとなり記念撮影。
郡上八幡で湧き水組んでいけば良かったのですが、どのくらいルートからそれることになるのか読めなかったのでパス、道なりに進んでいたら大和の集落に看板を発見、いちおうお水をくむことができました。ポリタンクで100円でした。
白鳥に差し掛かるとなにやら良い時間でしたので、サークルK白鳥バイパス店でしっかりと朝食をとることに。(6:58)
再び自転車にまたがり、登りがきつくなってきたなーという頃に第一チェックポイントとした、道の駅白鳥に到着。(7:25)
野菜の直売でトマトを探しましたがなかったので、トイレをすませて湧水で顔を洗った後、出発。
ひるがのへ向かって本格的な登りが始まって、このルートやめときゃ良かった、とか思いつつも足を進め、道の駅大日岳で休憩。コーラーで喝入れ。
なんとか登り切って「ひるがの分水嶺公園」に到着(8:25)。このあたりが今回の最高標高地点、少し登り返しがあるものの、ここからは下り基調ですので気分的には楽になりました。
この公園の面白い点は国道のすぐ脇にある分水嶺ってことと、水場があって両方に流れ出していること。こんな石まであるんで、ネタとしておあつらえ向きですね。
ひるがの高原を軽く足を回しつつ流した後は、御母衣ダムへ向かって下ります。御母衣ダムのほとりに荘川桜がありますので休憩。景色がいいです。
御母衣ダムはロックフィルなので下から写真を撮りたかったのですが、まさにそこ、という地点が工事中で写真が取れませんでした。この辺りからスポット的に雨が降ったりやんだりの繰り返しになり、やーな雰囲気であります。
10:40過ぎに白川郷まで下ってきたので、荻町集落を見学することに。面白い建物ですね。想像してたよりも小さくてかわいらしい印象。
ただ、荻町集落は散漫とした印象なので、富山に抜けて菅沼集落を見学したほうが良かったかもしれません。
集落抜けたところにある道の駅白川郷で昼食をとりました。(11:15)
山菜うどんとかやの実ソフトを注文。このソフト、香ばしくて美味しいです。お勧め。
休憩中に雨がパラパラ降ってきたので先を急ぎます。
11:40頃富山県に入りました。出発して200kmを少し過ぎた地点です。
そんなことよりも雲行きが怪しすぎます。
この辺り一帯を飛越峡というらしいのですが、仙人でも住んでそうな雰囲気があって、走っていて気持ち良くてしょうがない。
飛越峡を下りきって五箇山を抜けるか抜けないかのところで雨雲につかまりました。
下梨からの登り返しでキツい坂なのに雨脚が強烈になり痛いレベルになります。道が川になってますねん。
レインウェアを着るために雨宿りできる場所を探していたら、日本一周中のタリジさんが休んでいるのを見つけ一緒に雨宿り。どれくらいの雨か、についてはタリジさんのブログで触れられています。→参照
(最高のネタなのに写真撮るの忘れた)
雨脚が弱くなるまで小一時間くっちゃべっておりました。
この登り返しが富山の平野部に降りる最後の登りで、かなりきついのですがなんとかこなして、第二チェックポイント、ローソン荘川町示野店に到着(14:43)。
雨宿りのロスが気になっていたのですが、それでも1時間先行しているようですんで、遠回りして300kmを目指すことに。
小矢部あたりまで回ればいけるかなーということで道を探していたのですが、チェックポイントのすぐ脇にこんな道を発見。これサイクリングロードですよね、どうみても。
というわけでこの道を進んでみます。
勘が当たりました。「砺波小矢部自転車道」だそうです。富山の散村を行く楽しい道で大正解。
しかし、小矢部市津沢で国道359へ出ようとして失敗。自転車道が小学校にぶち当たってしまって途方にくれます。
ログの255km近辺を参照してください。何やってんの(笑)
ようやく国道359に出ることができました。最後の登り、内山峠へ目指し西へ進みます。膝にちょっと痛みを感じましたが、まだまだイケそうな感じ。
内山峠の登り口は大したことないんですが、ピークに近づくと8%超えてる感じで足がありません。たまらず小休止を入れます(16:16)。景色はいいんですけど、標高220mだからと舐めてかかったのが運のつき。金沢へ抜けるめぼしいルートはここより標高が高いので、脚の残り具合も考えると、もう開き直るしかありません。
ピーク周辺はスノーシェッドになっていますが、トンネルと違って斜度は変わらないので走りにくい。
スノーシェッドを抜けると、森本へ向かって豪快な下り。スピードがやたら乗るのでセーブして下り、森本の交差点に到着。
ここからは旧国道8号(現国道359)で金沢市街へ。
この道沿いに母の生家があったので、あまりの懐かしさについ寄り道。
観光スポットでもなんでもない、善導寺とその前の坂(笑)。
実はこの坂を下ったのが、人生初自転車だったり。
善導寺からは激坂、登り切ってから更にゆるい坂を登ったところに祖母のお墓があるので墓参り、とか思ったんですが激坂登りきったところで撃沈。墓参りは取りやめました(泣)
土地勘を発揮して、森山小学校の前を通り、じろ飴の俵屋をかすめて、浅野川を渡ります。
金沢駅まで来ましたが、微妙に距離が足りません。
海に出て夕陽を見て、足りなくても打ち止めでいいや、と割り切って、内灘砂丘までやってきました。
日本で二番目にでっかい(らしい)砂丘です。
親戚がこの辺に住んでいたりして、もともとここで夕陽見たら最高だろうな、とか思っていましたが、想像通り見事でした。
肝心の距離の方は冒頭にも書きましたが、edge705ベースで296km、maps60ベースで302kmでした。
ひるがのから富山へ抜ける道がトンネルとスノーシェッドの連続だったのと、途中気が付いたらedgeの電源が落ちてたりしたので、その辺が影響してるんでしょう。
まぁ片っぽ300km超えてるんで達成ということにします。
金沢駅に直行すれば日帰りできたかもしれないのですが、疲れていたのでたまたま発見した宿に泊まりました。
今朝は北陸鉄道の内灘駅から輪行であります。
データはedgeベース
【距離】296.5km
【グロス平均】16.3km/h
【移動平均】23.7km/h
【経過時間】18h10m22s
【移動時間】12h32m04s
うーん、5時間半も休憩してたのか。
雨宿りはしょうがないとしても、もう少しなんとかならんかな。
【輪行情報】
北陸鉄道・内灘駅
入口の海側がバスロータリーで、スペースそこそこあり。入口周辺の歩道もスペースあるので作業可。
あまり乗客がいないのがなんとも・・・
【近くのお風呂】
内灘海岸まで行くと日帰り温泉あり。食堂併設。
駅から海側へ進み、最初の大通りを左折。突き当りを右折すると海岸へ。有料道路手前を右手にいくと日帰り温泉。